堀田　結生

大学２年生のとき夏のインターンシップに参加してRKKで働く人たちの姿を見た際に、
番組やニュースなどのコンテンツを作ることに対する熱意や、職場に漂う緊張感に憧れを感じて「この雰囲気の中で働いてみたい」と思うようになりました。

ディレクターとして、いまはバラエティ番組やドキュメンタリー番組の制作をしています。
ディレクターの仕事内容は番組によって少しずつ異なりますが、バラエティ番組の場合、まずは「こんなVTRを作ったら面白いんじゃないか」という企画を考え、プロデューサーや先輩たちと相談しながら内容を詰めていきます。次に実際にロケができる取材先を探してアポを取ります。
ロケ当日には、技術スタッフやタレントさんと連携しながら撮影の進行を指揮し、撮影した映像を会社で編集してVTRを完成させます。

ディレクターの仕事は幅広く、ネタ探しや取材先へのアポ取り、ロケの進行、編集作業など多岐に渡ります。
もちろん大変なことも多いですが、自分の裁量が大きいのは魅力だと思っています。
「この演出面白そうだから今度やってみよう」「前回あの方法はうまくいかなかったから（あるいは、うまくいったけど）今回は少し変えてみよう」と自分なりに試行錯誤しながらVTR作り続けられることが一番の楽しさです。

ラジオ・テレビ番組イベント「RKKまつり」で、初めて会場の様子を見たときのことです。普段、制作スタッフから視聴者が見える機会は少なく、自分たちが制作している番組をどんな人たちが見てくれているのか、あまりイメージが湧いていませんでした。
しかし、RKKまつりの会場で、番組のグッズを身につけた色んな年代の方が、展示やステージを見て楽しそうに笑っている姿を目にし、さらに「いつも見てます」「放送を楽しみにしています」と視聴者の方から直接応援の言葉をかけてもらったとき、「こんなにたくさんの人たちが番組を観てくれているんだ」という驚きと実感が一気に湧きました。
会場で見た光景が今でも忘れられず、「面白いものを作って届けたい！」という日々の業務の原動力の一部になっていると思います。

十人十色

部署ごとに雰囲気は異なりますが、テレビやラジオに愛情を持っている人たちが、それぞれの考えをもとに真剣にコンテンツ作りや業務にあたっている印象です。

RKKに興味を持ってくださり、ありがとうございます。
私は就職活動中、人生の最も重要な分岐点に立っている感覚に不安でいっぱいでした。疲れたり、傷ついたり、不安になったりすることもありました。ただ今となっては、ひとつの失敗で何かが終わるわけでも、就活中の選択でこの先の人生のすべてが決まってしまうわけでもないと思っています。だから、もしいま不安でいっぱいな人がいたら、無責任かもしれませんがあまり思い詰めないでほしいなと思います。
一方で、就職活動を通して、これまでとは違った目線で自分を見つめなおしたり、「自分はどんな生き方をしたいんだろう」と立ち止まってじっくり考えたりすることは大切なことだと思っています。たとえ「これだ！」という答えらしい答えが出なかったとしても、人生において決して無駄な時間ではないと思うので、どうかお体に気をつけて頑張ってください！